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ヘルパンギーナ
田村医院 田村 仁
夏かぜ疾患のひとつで、主に、コクサッキーA2、4、5、6、8、10、16型、エコーウイルスなどのウイルスが原因になって引き起こされます。空気感染でうつり、夏季(主に4月〜10月頃に)を中心に、幼児を中心に流行します。
どんな症状ですか ?。
ヘルパンギーナは、潜伏期「ウイルスに伝染してから発病するまでの期間」はおおよそ2〜7日です。
一般的なかぜ症状(熱に伴う頭痛や筋肉痛、嘔吐や下痢)の他に次の特徴があります。
(1)高熱
高熱が3日前後続きます
(2)口の中の粘膜疹
1〜3mm程度の口内の水疱疹〜潰瘍が、口峡部(のどちんこあたり)に
数個〜10数個できます。発熱と同時か1日遅れくらいで出現します
痛みを伴うことが多く、食欲不振や不機嫌、よだれが出ます。
5〜7日で症状は軽減します。
ヘルパンギーナの合併症
頻度は非常に低いですが、ウイルス性髄膜炎・脳炎の報告があります。
ヘルパンギーナの治療
特別な治療はありません。口の中が痛くなることが多いので、食欲不振による
脱水症に注意してください出来るだけ、刺激の少ない、固くない物
(ヨーグルト・ゼリー「森永ヴィダーインゼリー」等・アイスなど)を与えてください。
いつから学校や幼稚園に行っていいのか ?。 発熱・食欲不振・頭痛・吐き気がなければかまいません。
ヘルパンギーナ:【英】herpangina。【独】Herpangina。【ラ】herpangina:同義語:水疱性口峡炎,疱疹性アンギナ,疱疹性口峡炎。
コクサッキーウイルス*A群による口峡部に特有の小水疱と発熱を主症状とする夏かぜの一種である.コクサッキーウイルスA群1〜10
, 17 , 22型など,まれにコクサッキーウイルスB群,エコーウイルス*も病原として分離されることがある.初夏から秋に多い.潜伏期は2〜4日,乳幼児に多い.突然の38〜40℃の発熱が1〜3日間つづく.全身倦怠感,食欲不振,咽頭痛,嘔吐,四肢痛などもある.流涎(よだれ),食欲があっても咽頭痛のため食べないことがある.咽頭所見は,軽度に発赤し,口蓋から口蓋帆にかけて1〜5mmの小水疱,これから生じた小潰瘍,その周辺に発赤を伴ったものが数個認められる.4〜6日で全身および局所の症状は消退する。引きつける場合があります。予め「ダイアップ座薬」を用意すると良いと思います。先に、「ダイアップ座薬:引きつけ止めの座薬」、30分くらいしてから、「アンヒバ座薬」を使用すると良いでしょう。
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