「加齢黄斑変性症」に視力回復の可能性?
最新治療を紹介

★加齢黄斑変性症と診断された、74才の男性
→夕方になると細かいものが見えにくくなり、メガネを変えたが症状は変わらず。老眼と思っていたが、片目で見ると障子の枠が歪んで見えるようになった
★加齢黄斑変性症は50才以上の人に、近年増加している
→部分的な視野の歪み、暗点が出る、色の濃淡がなくなるなどの症状がある
→老廃物の蓄積により、黄斑部分に異常な新生血管が。この新生血管はもろく、破れると出血や成分の漏れにより症状が出る
★レーザー治療などの外科手術では、視力低下の進行を抑制するに留まっていた
→患者のうち、両眼に発症する人は2〜3割。片眼でカバーできないため、視力低下が進行して失明に至ることも
★最新治療=抗血管新生薬療法。眼球に注射し、突出した新生血管の働きを抑制する(昨年1月より、使用が認可された)
→視力改善、あるいは維持をする治療法として注目される
→保険適用、3割負担で1回1本の注射約6万円(高額療養費制度を利用できる)
★格子状に線をひいた「アムスラーチャート」で早期発見を
→チャートを片目ずつ見る。線が歪んだり、マスが見えにくい、一部が欠けて見える場合は眼科を受診しよう

感想
50才を過ぎると見えにくい、かすむなど何らかの眼の不調はあるもの……と放置するのは禁物。番組は「自覚症状が起きてからわずか2年で失明することもある」と、加齢黄斑変性症について注意を促しました。
これまでは、外科手術によって視力低下のスピードを緩やかにする治療しか行われてきませんでしたが、治療の研究が進み、視力の改善や維持が可能になる「抗血管新生薬療法」という治療法が始まっているそうです。番組では、両眼に症状が現れて、失明が危ぶまれた男性が実際にこの治療を受けた症例を紹介。新生血管を抑える薬を眼球に注射することによって、6回の治療で網膜の突出がなくなり、もとのレベルに近い視力に回復したそうです。早期発見し、治療を始めることが大事な病気。番組は、格子状にラインをひいた紙を見ることでセルフチェックする方法も紹介しました。たまに片目でものを見て、視野や視力に変化がないかを確認したいですね。



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