先生?頭痛はどうして起こるの?

田村医院 田村 仁

先日質問を受けて調べたので文章にしました。まず種類。

:日常茶飯事に起こりうる頭痛としては、又―?飲み過ぎちゃったから〜テナ二日酔いでも頭痛はおきます。風邪等でも頭痛は起きます。これは対症療法でも良いと思います。
:脳の病気としては、くも膜下出血、髄膜炎、慢性硬膜下血腫、脳出血などでも起きます。これらは緊急に脳外科学的な治療が大切です。現在の脳外科的な治療法は格段に進歩しているので、積極的に上記が疑われた場合には送院する。
:慢性にこる頭痛:これには原因はいずれも脳の血管状態が変化する為に起こることは判明しています。現在三つに分類されています。

緊張型頭痛:これは日本人の三人に一人くらいの割合で多い病気です。筋肉や体のストレスから来る緊張で起こってきます。製薬メーカーにとっては「ドル箱」的な存在です。一人の緊張型頭痛の患者さんが頭痛の為に使用する一年間のお金は1999年の統計では、20万円くらいです。1人が20万円使用しますので製薬会社は「ウファー?ウファ〜?」状態です。又頭が痛いと会社を欠勤したり学校を欠席した日数は一年間で約50日間。これは社会経済的にも大きな損失・・。そこで新しい薬が開発されました。症状は漠然とした「頭の重さ」から一日中持続する「頭痛です」。又誘因は心理社会的なストレス・不安・うつ状態・筋肉の凝り・治療薬過剰内服・蓄膿症・目が原因などの誘因があります。

片頭痛:家族性に、女性に多い、又ホルモンが関係している頭痛です。オーラと呼ばれる前兆現象があります。例えば「閃輝暗点{目の前にきらきらとした光が出現する}」、「音に鋭敏」、悪心嘔吐、手足の麻痺、言語不明瞭などの前触れが発生してから猛烈な「ズキンズキン」とした頭痛が起こってきます。誘因は「ワイン」や「チーズ」などが有名ですが、空腹・チョコレート・ナッツ・乳製品・紅茶・寝すぎ・生理前・ワイン・肉やソーセージの添加剤・コーヒー・寝不足・中華料理のグルタミン酸ソーダ・生理中・目鼻耳の病気・暑さや寒さ・運動・ストレスなどが誘因で起きます。起こったら部屋を暗くして眠っちゃえば治ると思います。予防薬はインデラール、セロケン等のβ遮断薬、ワソラン・テラナス・等のカルシウム拮抗薬、セデス、バッファリン、ナロンエース、ノーシン、イブA、ナロン錠、ケロリン、などの鎮痛剤。デパケン、トリプタノール、などの抗精神薬、ジヒデルゴット等の自律神経作用薬などを予防に使用します。激しい頭痛発作が出現した場合、スマトリプタン「イミグラン」を皮下注射するとあっという間に治ります。この錠剤も発売になりました。
また100%酸素の吸入は効果がある場合がありますので今後当医院を受診された場合には100%酸素吸入量方法を行ってみたいと思います。
結論は、上記に掲げた鎮痛剤は簡単に薬局で手に入れて簡単に飲むことが可能です。そこで過量内服という問題が生じてきます。又上記の薬剤には「フェニールプラパミールアミン」と言う「脳出血を引き起こす副作用のある」物質が含まれています。医療費用が増大しますが一応医師の管理の元でのお薬の内服をお勧めします。



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