1.腸内細菌を「兵糧攻め」にして、
慢性的な下痢を改善

★慢性の下痢に悩んでいるのは全国で960万人
→過敏性腸症候群の主な原因はストレスだと考えられてきた
→脳がストレスを受けると、腸が過敏になり少しの刺激でも痛みや不快感を感じる。そのストレスにより脳も過敏状態になるという悪循環が起きる
★過敏性腸症候群の人が吐く息には「メタンガス」や「水素ガス」が多く含まれる
→成分自体は無臭なので息が臭いわけではない
→メタンガスを作り出す真犯人は腸内細菌。腸内細菌が大腸だけでなく小腸まで到達すると、腸内細菌を排除するために腸壁が激しく動く=激しい下痢に
★腸内細菌が小腸に入り込むきっかけは風邪や食あたりによる下痢
→このようなときに小腸の免疫力が下がると腸内細菌が住み着き異常増殖する
★慢性下痢の人の4割ほどが腸内細菌による下痢と考えられる
→海外の研究では抗生物質を投与すると症状が改善したという報告があり、
医療現場でも処方されているが、日本国内では保険適応なし(抗生物質を自己判断で服用しない)
★腸内細菌を兵糧攻めにする方法
→食事を腹8分目に。空腹時間を8時間以上確保。空腹時間を長くすると、栄養分が小腸の腸内細菌に行きわたらず、細菌数が減少する
★ある種類の胸やけの薬、高血圧の薬、鎮痛薬などを飲み続けること、2種類以上を組み合わせて飲むことによっても薬を分解する酵素が足りなくなり、下痢になることがある
→大腸は薬の成分から自らを守るためコラーゲンバリアを作って吸収を阻害
→便の水分の吸収も妨げられ、下痢を引き起こす。原因となる薬を他の種類の薬に変えると症状が改善

感想
慢性的な下痢に悩んでいる人はなんと960万人に及ぶそうです。その原因は「ストレス」とされてきましたが、会社を休むなどストレス要因を取り除いても思うような治療効果が得られない人がいる。実は、ストレス以外の要因として注目されているのが「腸内細菌」。慢性下痢患者の呼気にはメタンガスの含有量が多いことが分かってきたそうです。ガスの出所は、腸内細菌。風邪や食あたりによってお腹を壊すと、小腸の免疫力が低下。このとき、大腸に住んでいる腸内細菌が小腸に住みつくようになりますが、小腸は菌を排除しようと激しく動く。これが激しい下痢となるそうです。海外では医療現場で、抗生物質を投与することにより慢性下痢を治療していますが、この治療法は国内では保険が適用されていないそうです。
ではどうやって小腸の腸内細菌をやっつければいいか。番組は、食事は腹8分目にし、空腹時間を8時間以上確保するという「小腸の兵糧攻め」を提案。空腹状態にすることによって、栄養分が小腸の腸内細菌に行き渡らなくなり、数が減少すると考えられるそうです。また、胃薬や鎮痛薬、高血圧の薬などが慢性下痢に関連することもあるため、思いあたる人はかかりつけ医に相談を、と解説されました。



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